Linuxパーティション まとめ

1,デバイスの確認

まずサーバに接続されたデバイスを確認します。
これにはfdiskやlsblkなどのコマンドが利用できます。

fdisk -l
lsblk

2,パーティションの作成

1にてfdiskコマンドを用いて、デバイスの状態を確認した後に
今回デバイスである/dev/sdaを分割していく。

fdisk /dev/sda

「コマンド (m でヘルプ):」が流れてくるので下記のように進めていきます。
困った場合は記載のある通りmで指定すればヘルプが出てきます。

n: 新しいパーティションを作成します。
パーティションの番号を選択します(通常は1から始まります)。
パーティションの始まりと終わりのセクタを選択するか、デフォルトで全体を使用するかを選択します。
t: パーティションのファイルシステムタイプを選択します。例えば、Linuxの場合は83を選択します。
p: 変更内容を確認します。
w: 変更を保存して終了します。

注意点として、変更が即座に反映されるため、慎重に操作する必要があり

3,ファイルシステムの作成

作成したパーティションにファイルシステムを作成します。
例えば、Ext4ファイルシステムを使用します。

mkfs.ext4 /dev/sda1

そのほか、大容量のファイルやデータをサポートしているxfsもマウントするからには大容量であるため、使用することがあります。
作成後、下記コマンドでファイルシステムが作成されているか確認できます。

blkid

4,マウント

ファイルシステムをマウントするディレクトリを作成し、マウントします。
ここでは例として /mnt/data をマウントします。

mkdir /mnt/data
mount /dev/sda1 /mnt/data
mount -a

mount -aで設定反映します。

5,自動マウント

4だけの処理では一時的にマウントしたものとなるため、再起動やシャットダウンする場合消えてしまいます。(実務経験上これが何回もあります・・。)

echo "/dev/sda1 /mnt/data ext4 defaults 0 0" >> /etc/fstab
or
vi /etc/fstab

echoコマンドで追記するか、fstabで直接書き込むかで設定反映できます。
いずれも実施する場合はバックアップの取得を忘れないようにしてください。。