duコマンド/findコマンド 実務用

なにかとLinuxサーバで調査する機会が多いため、便利なコマンド例を記載

〇duコマンド

ディスク使用量を表示するためのコマンドであり、監視アラートを検知した場合どの領域で閾値を超えたかを確認するために個人的に使用しています。

du -Sh <調査領域> |sort -hr |head -10

上位10位の使用量を求めだしたものです。

du
-S : サブディレクトリを再帰的に計算せず、指定されたディレクトリ自体のサイズのみを表示
-h : KB、MB、GBなどの単位での表示

sort
-h : KB、MB、GBなどの単位での表示
-r : 降順

du --exclude=<調査除外領域> -Sh <調査領域>

NASなどのマウント領域まで読み込んでしまうときは、excludeオプションで除外

〇findコマンド

ファイルやディレクトリを検索するためのコマンドであり、個人的にはShellでの使用や不要なログなどの調査としても使用している。

find <調査領域> -type f -name "*.txt"

-type f : 検索対象がファイル。ここが-type dであればディレクトリが検索対象
-name : どんな名前かどうか

find <調査領域> -type f -mtime -7

Shellでよく使用しているコマンドの一種。
直近何日以内に更新されたかどうかを検索するコマンド。
-mtime -7 : 現在から7日以内

find <調査領域> -type f -size +100M

100MB以上のファイルを抽出して検索したいときのコマンド。
-size : KB、MB、GBなどの単位で合わせられる